米BOA:1-3月期77%減益、60.1億ドルの引当金が響く(3)

米銀2位のバンク・オブ・アメリカ (BOA)が21日発表した2008年1-3月(第1四半期)決算は、前 年同期比77%の減益だった。減益は3四半期連続。貸し倒れに備え60 億1000万ドル(約6210億円)を引き当てたことが響いた。

発表によると、純利益は12億1000万ドル(1株当たり23セント) と、前年同期の52億6000万ドル(同1.16ドル)から減少した。これは アナリスト予想を下回り、同行株価は前週末比2.5%下落した。

第1四半期の総収入は前年同期比6%減の173億ドル。個人と中小 企業向け事業部門の利益は前年同期比59%減少し10億9000万ドル、法 人向けならびに投資銀行部門の利益も1億1500万ドルと92%減少した。 1-3月期決算にはトレーディング損失13億1000万ドルと、貸し倒れ 損失27億2000万ドルが含まれる。

ケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は2008年通期の利益見通 しを20%増とする1月時点での見通しを修正、年内は「継続的な利益の 改善」を予想していると述べた。個人客向け部門は全国的な貸し倒れ増 加に直面している。同部門は07年通期の営業利益の60%以上を稼いで いた。

同CEOは電話会議で、「第1四半期は3カ月前の自社見通しを大 幅に下回った」と述べた。

同CEOはまた、利益の拡大で1株当たり64セントの四半期配当額 を維持できるはずだが、米経済が長期的なリセッション(景気後退)に 落ち込む場合には修正の可能性があるとの見方を示した。

BOA株価のニューヨーク時間終値は前週末比95セント(2.5%) 安の37.61ドル。

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