米ナショナル:シティー:70億ドル出資受け入れ-3四半期連続赤字

米オハイオ州最大の銀行、ナショナル・ シティーは21日、米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社コ ースエア・キャピタル率いる投資家グループから70億ドル(約7200億円)の 出資を受けると発表するとともに、配当金の引き下げを明らかにした。同社が 発表した1-3月(第1四半期)決算は3四半期連続の赤字。株価はニューヨ ーク株式市場で一時、18%下落した。

発表資料によると、ナショナル・シティーは転換優先株を売り出し、63億 7000万ドルを調達するほか、普通株を1株当たり5ドルで売却する。これはナ ショナル・シティーの18日の株価終値を約40%下回る水準。1株当たり配当 はこれまでの21セントから1セントに引き下げられた。減配は今年に入り2 度目。

1-3月期決算は純損失が1億7100万ドル(1株当たり27セント)。前 年同期は3億1900万ドル(同50セント)の黒字だった。

オハイオ州の住宅不況が影響し、ナショナル・シティーは過去1年間で時 価総額の約82%を失った。差し押さえ関連データをまとめる米リアルティトラ ックによると、3月の同州の住宅差し押さえ率は全米で7位だった。

ニューヨーク株式市場で午前9時49分現在、ナショナル・シティーの株 価は前週末比1.51ドル安の6.82ドル。

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