米ナショナル・シティー、7300億円規模の出資受ける公算-関係者

米オハイオ州最大の銀行、ナショナル・シテ ィーは、米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンに絡んだ損失に対 処するため、米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社コースエ ア・キャピタル率いる投資家グループから60億-70億ドル(約6200億-7300 億円)の出資を受ける公算だ。

事情に詳しい匿名の関係者が20日までに明らかにしたもので、出資交渉は 大詰めを迎えており、資金は資本増強に利用されるもよう。21日に正式に発表 される予定だという。

関係者によれば、出資グループは1株当たり5ドルを支払う見通しで、これ はナショナル・シティーの18日の株価終値を約40%下回る水準。出資比率は約 50%になるという。またコースエアのリチャード・ソーンバーグ副会長が、ナシ ョナル・シティーの取締役に就任する。

コースエアのイグナシオ・ジャヤンティ社長とナショナル・シティーの広報 担当、クリステン・ベアード・アダムズ氏からコメントは得られていない。

コースエアのウェブサイトによれば、同社は1993年にJPモルガン・チェ ースが創立。金融サービス会社に投資している。アルゼンチンやブラジル、韓国、 ポーランド、スウェーデンの金融機関の株式などを保有している。

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