ドルは今週、1ドル=105円に上昇も-フォーキャストのアトリル氏

フォーキャストの外為調査担当ディレクタ ー、レイ・アトリル氏(シドニー在勤)は21日、ブルームバーグテレビジョン とのインタビューで、米金融当局やドル、ユーロ、円について次のようにコメ ントした。

ドルは日本時間午前9時14分現在、ほぼ変わらずの1ユーロ=1.5817ドル。 円は1ドル=103円94銭。

◎米金融当局とユーロ・ドル相場について:

「われわれはしばらくの間、市場のコンセンサスより積極的な見方を取っ ていた。米金融当局は、公式見解では経済成長が最終的にインフレに作用する ことを示唆しているが、実際には景気減速が相当深刻化し、長引くとみている と、われわれは考えていた」

「われわれは米金融当局が来週0.5ポイントの利下げを実施すると予想し ていた。現時点では、その見方をコンセンサスの水準に戻さなければならない ようだ」

「利下げ見通しの後退は、ドルが先週、若干押し上げられた一因だ。7カ 国財務相・中央銀行総裁会議(G7)声明が市場で誤解されたとルクセンブル クのユンケル首相兼財務相が示唆したことで、ユーロの上値は1.60ドルに抑え られた。今週は特に欧州当局者から、追加的な発言をわれわれは期待している」

「欧州から発せられる可能性のある表現によって、上値は当面この水準に 維持されるだろう」

◎円相場について:

「一般的にみて、金融セクターの最悪期が過ぎ去りつつあることを根拠に 米株式市場が自立した動きを続けることができた場合、リスク許容度が円の一 段安に反映されると予想しなくてはいけない」

「ドルはここ1週間の間に1ドル=105円に上昇する可能性があると見込ま れる」

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