自動車株が軒並み高い、米不安後退と円安好感-北京ではショー開幕

ホンダやトヨタ自動車、日産自動車など 自動車株が軒並み高い。シティグループやキャタピラーなど米有力企業の決算 発表が想定以上に悪化せず、米国景気に対する過度の不安が後退する中、東京 外国為替市場のドル・円相場は1ドル=104円ちょうどを挟む直近の円安水準 で推移し、業績にプラスと受け止められている。

この日の自動車各社の値動きは、ホンダが一時前週末比210円(6.2%) 高の3270円、トヨタは同200円(3.9%)高の5310円、日産自が33円(同

3.7%)高の917円まで上げ幅を拡大。需要拡大に対応するため、サウジアラ ビアでのトラック生産を検討していることが明らかになったいすゞ自動車も、 19円(3.7%)高の528円まで上げた。

立花証券の平野憲一執行役員は、「最悪の金融クラッシュはないだろうと いう市場コンセンサスの台頭とともに、買い戻しが入っている。為替も1ドル =103円台後半で安定しているということで、好影響を与えている」との見方 を示していた。

大手自動車メーカーは日本の株価指数に影響度が大きく、東証業種別33 指数の輸送用機器は一時4%以上上げ、TOPIXに対する上昇寄与度では電 機に次ぐ2位。上昇率は、TOPIXを上回る。日経平均株価への寄与度を見 ても、午前10時25時点ではホンダが1位となっており、200円以上高い同指 数のうち15円弱を押し上げている。「米ダウ工業株が最近の下値のもみ合い ゾーンを抜けてきており、米国の写真相場とすれば、日経平均もそうした水準 を抜け、1万4000円台乗せる可能性がある」と平野氏。指数の方向性が、自 動車株にも大きな影響を与えそうだ。

トヨタは50台出展

中国・北京では20日に国際自動車ショーが開幕。米国に次ぐ巨大な自動 車市場でのショーは年々、盛大になっており、世界の自動車会社が出展してい る。昨年秋の東京モーターショーで日本勢は環境、安全、エネルギー対応の先 端技術を競ったが、北京では商売に直結する展示内容となっている。

北京ショーには、トヨタがレクサスと両ブランドで合計50台を出展、5 月末から広州で新たに生産を開始するコンパクトカー「ヤリス(日本名ヴィッ ツ)」も含まれている。ホンダは高級車ブランド、アキュラの最上位機種「R L」の09年モデルをそれぞれ出展している。日産自は普通乗用車「ティア ナ」の次期モデルをショーで先行公開した。

--共同取材:小松 哲也、藤村 奈央子 Editor:Shintaro Inkyo

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