JPモルガン横山氏:20年入札、金利上昇で一定需要も中期的に不安

JPモルガン証券チーフストラテジストの 横山明彦氏は21日、ブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで、今週の 債券相場の見通しについて、以下のようにコメントした。

きょうの相場展開:

「先週から、ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)は金利低下要因な がら、需給要因は金利上昇という動きが続いている。今週も需給要因による金利 上昇の動きで始まりそう。特にあす20年債入札があり、そのセットアップを含 めて、きょうもやや金利が上昇しやすい展開とみている」

今週の相場見通し:

「金利上昇によりバリュエーションの点では、魅力的になっている。特に日 銀が今年度の経済成長率見通しを引き下げるとみられている中、利下げの可能性 は低下している一方で、利上げの可能性はもっと低い。新発10年債利回りで

1.4%以上は買い妙味のある水準になっていくと考えている」

「先週以来、景気後退を見込んだリセッショントレードの手仕舞いで金利が 上昇した。米国金融危機の最悪シナリオは回避されているが、ファンダメンタル ズで景気が良くなるという見方になったわけではない」

あすの20年債入札について:

「金利が上昇したことである程度の需要を見込めると思う。ただ中長期的に みた場合、海外投資家のプレゼンス低下も手伝って、超長期債の需給は必ずしも よくない」

今週の予想レンジ:

「新発10年債利回りで1.34%-1.42%、先物6月物では138円20銭-139 円20銭程度のレンジを見込んでいる」

--共同取材:大塚美佳  Editor:Hidenori Yamanaka,Norihiko Kosaka

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