今週の米経済:住宅販売は引き続き減少、耐久財受注は横ばいに回復へ

今週発表される米経済指標では、住宅販売 に回復の兆しは見られず、引き続き減少する見込みだ。耐久財受注は海外需要に 支えられ前月比横ばいに回復する見通し。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査(予想中央値)によ ると、3月の新築住宅と中古住宅を合わせた販売件数は前月比2.5%減と予想さ れる。

現在の信用危機の主要因である住宅市場の悪化を受け、米経済成長は停滞し、 リセッション(景気後退)入りの可能性もある。経済の縮小の影響が最初に表れ ることが多い製造業は、輸出の伸びに支えられ稼働率を維持している。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのチーフエコノミスト、デ ービッド・レスラー氏は住宅市場が「米経済のウィークポイントだ」と指摘。 「諸外国の景気が米経済を上回るなか」、製品受注は「恐らく堅調に伸びるだろ う」と予想した。

全米不動者業者協会(NAR)が22日発表する3月の中古住宅販売は、年 率490万件が予想されている。2月は503万件だった。米商務省が24日発表す る3月の新築一戸建て住宅販売は58万件と、過去13年間で最低水準になる見込 みだ。

商務省が24日に発表する3月の輸送用を除いた米製造業耐久財受注額は前 月比0.2%増となる見通し。

そのほか、20日終了週の失業保険申請件数は依然高水準を維持したもよう だ。4月の米消費者マインド指数は、過去26年で最低が予想される。

ブルームバーグ調査

日付     経済指標                       前回実績   予想
04/22    3月   中古住宅販売           503万      490万
04/22    3月   中古住宅販売(前月比)    2.9%      -2.6%
04/24    3月   耐久財受注(前月比)   -1.1%       0.0%
04/24    3月   耐久財受注(輸送用除く) -2.4%       0.2%
04/24 4月20日 新規失業保険申請(万件)  37.2        37.5
04/24 4月13日 失業保険継続受給者数      298.4       298.5
04/24    3月   新築住宅販売             59.0万      58.0万
04/24    3月   新築住宅販売(前月比)   -1.8%      -1.7%
04/25    4月   米消費者マインド指数   69.5        63.3
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE