北京自動車ショーが20日に開幕、日本勢は商売に直結する展示内容(3)

中国3大モーターショーの一つ、2008年 北京国際自動車ショーが20日、北京市内の中国国際展覧センター新館で開幕 した。出展者は2000を超え、このうち海外からは日米欧の自動車メーカーな ど18カ国・地域から225社・団体が参加、世界初公開7モデルを含む890台 が展示されている。会期は28日までで、期間中60万人を超える来場を見込ん でいる。

中国の07年の新車販売は前年比22%増の879万台に達し、米国に次ぐ世 界第2位市場の地位を不動のものにしているだけに、今回で10回目となる北 京ショーの規模は回を重ねるごとに拡大している。出展者は前回を500ほど上 回り、展示車両も6割増となっている。総展示面積は東京モーターショー(21 万平方メートル)に迫る18万平方メートルを超えて過去最大となっている。

日本勢は前回に続いて全乗用車メーカーが出展。中国で08年に前年比

9.4%増の50万台の販売を計画している日産自動車は、普通乗用車「ティア ナ」の次期モデルを20日開幕の北京国際自動車ショーで先行公開した。日産 はティアナを日本やアジアをはじめとする世界各地で販売しているが、年間販 売量の58%を中国が占めていることから、世界に先駆けて披露したもの。

ホンダは独自ブランドを公表

今月から始まった10年度までの中期経営計画で中国をロシアやインドな どとともに重点市場と位置づけている三菱自動車は、今後3年間に現地生産車 を含め6つの新型車を中国市場に投入する計画。その第1弾となるスポーツセ ダン「ランサーエボリューション」を中国で初公開した。

中国で10年度に年間30万台を販売する目標を掲げているマツダは新型 「マツダ6(日本名アテンザ)」を、ホンダは高級車ブランド、アキュラの最 上位機種「RL」の09年モデルをそれぞれ出展。昨年秋の東京モーターショ ーでは環境、安全、エネルギー対応の先端技術を競った日本勢だが、北京では 商売に直結する展示内容となっている。

このほかホンダは現地合弁会社の一つ広州本田汽車有限公司(広東省広州 市)が10年に市場投入を計画している独自ブランドが「理念」となることを 公表した。

トヨタはレクサスと合わせ50台を出展

トヨタ自動車は、レクサスと両ブランドで合計50台を出展。このなかに は、5月末から広州で新たに生産を開始するコンパクトカー「ヤリス(日本名 ヴィッツ)」も含まれている。

トヨタは中国で10年代の初頭に年間販売100万台の中期目標を掲げてい る。08年は前年比40%増の70万台を販売する計画だ。トヨタは中国で四川一 汽トヨタ、天津一汽トヨタ、広州トヨタの3つの現地合弁会社の計6工場で乗 用車および商用車を生産している。

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