キヤノン電株が上げ拡大、デジカメ部品やプリンター伸び業績堅調推移

キヤノン子会社のキヤノン電子の株価が上 げ幅を拡大。デジタルカメラ関連部品やレーザービームプリンターなどが好調で、 午後零時半に発表した第1四半期(1-3月)の連結業績は2けたの増収営業増 益となり、6月中間期計画に対する進ちょく率は50%を超えた。足元の良好な 収益状況を評価した買い圧力が増し、午後の取引で前日比110円(4.6%)高の 2500円まで値を切り上げ、約2カ月ぶりの高水準を回復。午前終値は1.5%高の 2425円だった。

第1四半期は売上高が前年同期比10%増の308億4900万円だった。全売上 高の過半を占めるコンポーネント事業で、シャッタユニットや交換レンズなどデ ジカメ関連の部品が大きく伸びた。電子情報機器事業でも、キヤノン向けにレー ザービームプリンターの受託生産や業務用ドキュメントスキャナを中心に好調だ った。急激な円高に伴う輸出採算の悪化はあったが、増収効果に加え、販売管理 費の削減も寄与、営業利益は前年同期と比べ12%増の42億5400万円となった。

今回据え置いた6月中間期の連結業績予想は、売上高が前年同期比6.6%増 の596億円、営業利益は14%増の80億円。第1四半期が終わった時点での中間 期計画に対する進ちょく率は、売上高で52%、営業利益で53%となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE