町村官房長官:空自イラク派遣への違憲判決、誤りあるとの印象

町村信孝官房長官は18日午前、閣議後の記 者会見で、名古屋高裁が航空自衛隊のイラク派遣は違憲との判断を示したと報 道されたことについて、「武力行使の解釈について裁判官の方はどこまで実態 が分かっているのか。そのへんに誤りが裁判所にはあるのではないか」との認識 を示した。同日の閣議前に石破茂防衛相、高村正彦外相と意見交換し、こうした 考えを述べ合ったという。町村氏の発言は以下の通り。

名古屋高裁の判決について閣僚間で意見交換したことについて:

「石破防衛相、高村外相と閣議前に席が近いので話をした。いろいろな意見 があるが、政府としては黙ってみていようということで、べつに航空自衛隊の活動 継続には何の問題もないということだ」

「裁判官の方は武力行使の解釈について、どこまで実態が分かっているのか ということや、『国に準じる組織』というものについてどういう理解をしているのかな という話をしている。そのへんに誤りが裁判所にはあるのではないかな、という印 象をお互いに語った」

違憲判断が確定してしまうことについて:

「今日の報道をみると判決の在り方、結論を導くのに必要のない部分で、裁 判官の意見を述べるというのは判決の在り方としておかしいのではないかという ような報道がいくつかあった。司法の在り方について政府の立場であれこれいわ ないが、なるほどな、という印象を受けたところだ」

空自のイラク派遣に関する政府見解を改めて発表する可能性について:

「その必要性を認めない」

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