米企業の第1四半期決算:ドル安が業績の追い風-IBMなど増益

コカ・コーラやIBM、グーグルなど米企業の 第1四半期決算は、ドル相場の大幅下落を追い風に増益を記録した。ドル安を背景 に、米企業は引き続き国内経済の減速の影響を最小限に食い止める公算がある。

ドルが主要通貨で構成するバスケット通貨に対し過去6カ月で6.4%下落した ことを受け、海外での米製品価格は割安となり、ドルに換算した場合の海外での売 上高が膨らんでいる。欧州や中国、ブラジルの経済成長率は米国を上回っており、 売り上げの大半を海外市場に依存する企業にとってはプラスだ。

ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのポートフォリオストラテジー担当ディレク ター、ブライアン・ラウシャー氏は「世界経済の成長ペースが米国を上回っており、 軟調なドルは最安値を更新し続けるだろう」と述べ、投資家は「あまりにも弱気」 であるとともに、ドルと世界経済の関連性を見逃していると指摘した。

2008年1-3月期決算を今週発表したコカ・コーラとIBMの利益は、欧州と アジアでの売り上げ好調を背景に、アナリスト予想を上回った。両社とも売上高の 半分以上を海外から得ている。

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