米メリルは一段の増資が必要、さらなる損失は必至-オッペンハイマー

オッペンハイマーのアナリスト、メレデ ィス・ホイットニー氏は、米証券大手メリルリンチではさらに損失が発生し、 一段の資本強化が必要になるとの見解を示した。

メリルが17日発表した1-3月(第1四半期)決算は損益が3四半期連 続で赤字となり、同社は約3000人の人員削減を明らかにした。ジョン・セイ ン最高経営責任者(CEO)は一段の増資は必要ないとの姿勢を示した。

ホイットニー氏は17日付のリポートで、「メリルが2007年に調達した 資金の大半を使い果たしたことを考慮すると、一段の増資は必要ないとするセ インCEOの主張にはやや懐疑的にならざるをえない。将来、損失がさらに発 生する可能性が高く、一段の資本増強が必要になるだろう」との考えを明らか にした。同氏は2カ月前、シティグループが減配に迫られると予想し、的中さ せた。

一方、シティグループのアナリスト、プラシャント・バーティア氏は18 日、メリルリンチが資産評価損において「変曲点」に達し、追加の資本増強は 必要ないとの見方を示した。メリルの評価損が「底あるいは底に近い」と指摘。 「次の四半期からは黒字に戻り、追加の増資は必要ない」との見解を示した。

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