日野自といすゞ株高い、リーマン証が判断上げ-マツダ株も急騰(2)

トヨタ自動車の子会社で、トラック大手 の日野自動車株が続伸。一時前日比37円(5.9%)高の670円と、約3週間ぶ りの水準を回復した。リーマン・ブラザーズ証券では17日付で、投資判断を 従来の「イコールウエート」から「オーバーウエート」に引き上げている。ま た同証が判断を「アンダーウエート」から「イコールウエート」に上げている いすゞ自動車の株価も、一時25円(5.1%)高の513円まで上げ、取引時間と しては9営業日ぶりに500円台を回復。

日野自に関しては、すでに自動車販売に陰りが出てきた米市場で生産拠点 の集約を米国時間16日に明らかにしている。米カリフォルニア州の組み立て 工場を閉鎖、業務をウェストバージニア州の工場に移し、集約する。

このほか自動車株では、マツダ株も一時28円(7.2%)高の419円と急騰。 同社は17日、2007年度の世界自動車販売が06年度比4.7%増の約136万 3000台になったと発表。日本では低迷したものの、欧米での拡大が寄与した。

欧州金融当局者によるユーロ高けん制発言を受け、前日の海外為替市場で ドルが対ユーロ、対円で高くなった動きは、輸出関連業種の自動車株全般に追 い風となっており、東証業種別33指数の輸送用機器指数はTOPIXに対す る上昇寄与度で1位。同指数採用銘柄の上昇率上位を見ると、マツダ、日野自、 いすゞが並んでいる。

午前11時すぎの東京外国為替市場におけるドル・円相場は、1ドル=102 円50銭付近で推移。一昨日に100円台だった状況からすると、ドル高・円安 水準となっている。

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