中国主席が5月6-10日に訪日、戦略的互恵を発展-日中外相が初会談

高村正彦外相は17日夜、来日した中国の楊潔 チ外相と都内の外務省飯倉公館で初めての会談を行い、中国の胡錦濤国家主席の 来日時期を5月6-10日とすることで合意した。

両外相は、中国製冷凍ギョーザの食中毒問題の早期真相解明に向けて双方 で捜査協力を強化することで一致。東シナ海のガス田問題に関しても、早期解 決に向けて努力を継続することを確認した。いずれも両外相が会談終了後、共 同記者会見で明らかにした。

高村氏は会見で「楊外相との会談で、胡主席を5月6-10日にお迎えする ことで一致した。有意義な訪日になるよう努力する」と言明。楊氏も会見で、 「胡主席はいよいよ公式訪日を行うが、このことは今後の中日関係の長期的な 発展のために重要かつ深い影響を与える」と述べるとともに、「両国の国民同 士の友情をさらに深め、中日関係の未来を切り開いていきたい」と語った。

楊氏は会見で「今年は中日平和友好条約締結30周年であり、北京五輪の年 でもある。両国の戦略的互恵関係を絶えず深化させ、中日関係を長期的、健全的、 安定的発展の軌道に乗せていきたい」と語り、日中戦略的互恵関係を一 段と発 展させることに意欲を示した。

高村氏は中国産ギョーザ問題について、「1日も早い真相解明のために日 中双方で捜査、協力をさらに強力することで一致した」と語った。

ガス田問題をめぐり、高村氏は会見で「ガス田問題では、事務レベルで極 めて有意義な協議が行われていることを確認し、解決に向けて努力継続で一致 した」と語る一方、楊氏も会見で「双方が受け入れ可能な適切な方法を日本とと もに見いだしていきたい」と応じた。

楊外相は胡主席の5月の訪日に向けた環境整備を行うため17-20日の日程 で訪日。18日には福田康夫首相や、民主党の小沢一郎代表ら政府や与野党首脳 などを表敬訪問する。

--共同取材:坂巻幸子 Editor: Hitoshi Sugimoto

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