サムスン・グループ会長を在宅起訴、背任罪などで-韓国検察当局(2)

韓国検察当局は17日、国内最大の財閥、サ ムスン・グループの不正資金疑惑をめぐり、同グループの李健熙(イ・ゴンヒ) 会長(66)を脱税などの罪で在宅起訴したと発表した。

3カ月間に及ぶ捜査を続けてきた特別検事チームはソウルで記者会見し、李 会長を1128億ウォン(約116億円)の脱税罪で起訴したことを明らかにした。

また、李会長は長男へのグループの経営権継承を目的に転換社債を不当な安 価で譲渡し、会社側に損害を与えたとして背任罪にも問われている。そのほか、 グループの幹部9人も在宅起訴された。

ただ特別検事チームは、同グループの法務担当幹部などを務めた弁護士の暴 露証言をきっかけに進められていた政官界などに金品を提供した贈賄疑惑につい ては、不正の証拠が見つからなかったとした。

ハンソン大学(ソウル)のキム・サンジョ教授は、「サムスンはコーポレー トガバナンス(企業統治)を強化するため、改革を余儀なくされるだろう。ただ どの程度改善するかは今後の状況を見なければならない」と指摘。「李会長が会 長を辞任したとしても、グループへの強い影響力を保つことは疑いない」と述べ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE