3月米景気先行指数:0.1%上昇、6カ月ぶりプラス(3)

米民間調査機関コンファレンス・ボ ードが17日に発表した3月の米景気先行指標総合指数(LEI)は前月 比0.1%上昇と、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予 想中央値と一致した。上昇は6カ月ぶり。2月は0.3%低下と、速報値 から修正されなかった。

3月までの6カ月間のLEIは年率3.3%低下。コンファレンス・ ボードのエコノミストによると、4.5%以上の低下は通常、リセッション と一致する。

米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)のシニアエコノミスト、ピ ーター・クレッツマー氏は「上期は横ばいないしマイナス成長になろう。 下期は政策の一部効果が表れ、改善が見込める。しかし、この見通しに 関する不透明感が強まっていることは明らかだ」と指摘した。

コンファレンス・ボードのエコノミスト、ケン・ゴールドスタイン 氏は「最新の統計は米経済がリセッション入りしているとの見方を裏付 けるものではないが、伸びは引き続き弱く、この状況が続く可能性があ る」との見方を示した。

LEIを構成する10項目のうち5項目がプラス寄与となった。特に マネーサプライは0.27ポイントと寄与度が大きかった。出荷遅延のプラ ス寄与度は0.23ポイントだった。

一方、建設許可はマイナス0.16ポイント、新規失業保険申請件数は マイナス0.25ポイントと、ともにマイナス寄与度が大きかった。株価も マイナス寄与となった。

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