欧州債:3日続落、10年債利回り4.07%-ECBの利下げ観測が後退

欧州国債相場は3日続落。独10年債利回り は6週間ぶりの高水準に上昇した。欧州中央銀行(ECB)はインフレ高進のた め、利下げしないとの見方が広がった。

16日発表された3月のユーロ圏消費者物価指数は、16年ぶりの高いインフ レを示した。ECB政策委員会メンバーのウェーバー独連銀総裁は17日、現在 の金利が「耐え難い」高水準のインフレを抑止するのに十分かどうかを検討する 方針を示したことを受け、次回の金利変更は引き上げに傾いていることを示唆し た。

ブレマー・ランデスバンク・クレディトアンシュタルトの主任アナリスト、 フォーカー・ヘルマイヤー氏は、「最新のユーロ圏のインフレ統計を受けて、近 い将来の利下げ期待が消えつつある」と指摘し、「こうした理由から欧州国債市 場は圧迫されており、さらに下落するだろう」と語った。

ロンドン時間午後4時49分までに、10年債利回りは前日比4ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上げ4.07%。同国債(2018年1月償還、表面利 回り4%)価格は0.35ポイント下げ99.42。2年債利回りは12bp上げ3.69% と、3カ月ぶりの高水準となった。

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