米大統領選:クリントン、オバマ両氏、攻撃の受けやすさめぐり対立

米大統領選挙の民主党候補の指名獲得を争 っているバラク・オバマ、ヒラリー・クリントン両上院議員は16日夜のペンシ ルベニア州での討論会で、どちらが候補になっても11月の本選挙で民主党を勝 利に導けるとの見方で一致した半面、どちらが共和党の攻撃を受けやすいかと いう点については双方の意見を戦わせた。

クリントン氏が指名を獲得するためには、4月22日の同州予備選でオバマ 氏に大差をつけて制することが必要。最近の世論調査では、クリントン氏が小 差でリードしている。オバマ氏は現在、獲得代議員数でクリントン氏を上回っ ている。

クリントン氏は16日夜、一部の米国民は宗教に「すがっている」などと指 摘したオバマ氏の最近のコメントは、米国民の宗教の歴史の「根本的な誤解」 だと指摘。また、オバマ氏のかつての牧師との関係についても、オバマ氏の釈 明を「さらに精査する価値がある」との考えを示した。

クリントン氏は「こうしたことは問題であり、人々は疑念を抱く」と指摘。 さらに、物議を醸した別の人物とオバマ氏との関係にも疑問を投げ掛け、「ジョ ン・マケイン上院議員との戦い方というよりも大きな問題に対する懸念が高ま るとの見方を示した。長年にわたってさまざまな攻撃に対処してきた自身の経 験の豊富さもアピールした。

クリントン氏はそれでも、オバマ氏は本選挙を制することができるかとの 質問に「イエス、イエス、イエス」と答えた。一方で、相手を副大統領候補に 選ぶかとの質問には両氏ともに明確な答えを避けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE