NYT紙の「リセッション」使用頻度、エコノミストの新たな目安に

米国がリセッション(景気後退)入りした かしないかを議論しているエコノミストにとって、新たな目安になり得る尺度 がある。ニューヨーク・タイムズ紙の記事に「リセッション」という言葉が使 われた頻度だ。

投資調査会社ベスポーク・インベストメント・グループによると、今回ほ どの頻度で「リセッション」が使われ、実際にリセッションに陥った例は1960 年以降で計5回あるという。

ベスポークのジャスティン・ウォルターズ氏は、インタビューで「メディ アをはじめ皆がリセッションについて話し始めると、その予言そのものがリセ ッションを現実化させてしまう」と指摘した。

S&P500種株価指数は昨年10月に最高値を更新して以降これまでに13% 下落。サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)関連の損失拡大 に伴う景気鈍化懸念が背景にある。ブルームバーグ・ニュースが2-8日に実 施したエコノミスト調査では、過半数が「米国はすでにリセッション入りした か、近くリセッション入りする」と回答した。

ベスポークはリポートで、「『リセッション』の頻度は昨年7-9月期以降 急増している」と指摘。「1987年と98-99年に頻度が高まった時にはリセッシ ョン入りしなかったが、今回ほどの水準には達していなかった」と分析した。

-- Editor: Daniel Hauck, Chris Nagi.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Keiko Kambara 記事に関する記者への問い合わせ先: Nick Baker in New York at +1-212-617-5919 or nbaker7@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Nagi at +1-212-617-2179 or chrisnagi@bloomberg.net.

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