USENが急落、システム障害で一転営業減益予想に-三菱U証格下げ

インターネット関連事業などを手掛けるU SENの株価が前日比41円(8.3%)安の451円と大幅続落。連結子会社で人材 派遣を手掛けるインテリジェンスのシステム障害による業績の落ち込みを理由 に、2008年8月期の業績予想を下方修正した。連結営業利益予想が一転減益と なったうえ、三菱UFJ証券が17日付で投資判断を「市場平均並み」から「ア ンダーパフォーム」に引き下げたため、株価の下げが大きくなった。

08年8月期の連結営業利益は前期比25%減の120億円にとどまる見通し。 従来は170億円と増益を見込んでいた。インテリジェンスのパート・アルバイ ト向けの求人広告事業で、ウェブに広告を掲載できないなどのシステム障害が 発生。完全復旧に向けて取り組むものの、業績予想の達成は難しいと判断した。

2月中間期は、インテリジェンスの業績が前年同期は8カ月分計上された 反動や、光通信事業のUCOM(現メディア)が連結対象から外れた影響で、 連結営業利益が前年同期比45%減の36億9300万円にとどまった。固定資産除 却損やのれん減損損失の計上など計107億円の特別損失を計上し、純損益は104 億9500万円の赤字に転落した。

一方、単体ベースでは、インテリジェンスの株価低迷により、中間期に投 資損失引当繰入額として339億円を特別損失に計上済みだが、連結ベースには 反映してない。このため同社の財務戦略部によると、08年8月期の連結決算に 300億円規模の損失を計上する可能性があるという。

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