3月米住宅着工:11.9%減の94.7万戸、91年3月以来の低水準

米商務省が16日に発表した3月の住宅 着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比11.9%減の94万 7000戸と、1991年3月以来、17年ぶりの低水準となった。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は101万戸だった。前月は 107万5000戸(速報値106万5000戸)に上方修正された。

先行指標となる3月の住宅着工許可件数は5.8%減の92万7000件。2 月の改定値は98万4000件(速報値は97万8000件)。エコノミスト予想は 97万件だった。

ワコビアのシニアエコノミスト、マーク・ビットナー氏はブルームバーグ テレビジョンとのインタビューで「恐らく、住宅建設は今年中、減少を続ける だろう。住宅販売は2008年に底入れするが、09年遅くか10年初めまで改善 はしないだろう」と述べた。

一戸建て住宅の着工件数は5.7%減の68万戸。変動の大きい集合住宅は 25%減の26万7000戸だった。

地域別では、21%減の中西部を筆頭に4地域すべてで減少した。

住宅建設は2006年第1四半期以来、国内総生産(GDP)にマイナス寄 与しており、07年の住宅建設は25%減と1980年以降で最大の落ち込みを記 録した。

全米住宅建設業者協会(NAHB)は15日、08年の住宅着工件数を 30%減と予想。信用危機が長引くとの見方を基に従来の27%減から下方修正 した。

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