3月の英失業者数:1200人減、減少幅は予想以下-鈍化兆候示す(2)

英政府統計局(ONS)が16日発表した3 月の失業統計(季節調整済み)によると、失業者数は失業手当申請ベースで前 月比1200人減と、減少幅が市場予想を下回った。雇用市場が鈍化している兆 候が示された。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト30人の予想中央値では、 1800人減と見込まれていた。2月は600人増加(改定前=2800人減少)に改 定され、1年5カ月ぶりの増加となった。3月の失業率は2.5%で前月と変わ らず。

3月の統計は、雇用市場が今年鈍化する兆候をあらためて示した。世界的 な信用逼迫(ひっぱく)は既に10年にわたる住宅ブームを終わらせ、景気の 他分野へと影響を広げている。3月の失業者数は1975年6月以来の水準に低 下したものの、イングランド銀行の金融政策委員会(MPC)メンバーのデー ビッド・ブランチフラワー氏は同月、雇用は若干弱含むとの見通しを示してい た。

INGファイナンシャル・マーケッツのエコノミスト、ロブ・カーネル氏 (ロンドン在勤)は、「失業手当申請者が大幅に減少していたこれまでのトレ ンドと決別したのは明らかだ。イングランド銀による追加利下げを後押しする データは積み上がりつつある」と指摘した。

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