中国株(午前):CSI300指数、1年ぶり安値-収益伸び悩み懸念

16日午前の中国株式市場で、CSI300指 数は1年ぶり安値に下落。電力と航空株が下げを主導している。中国長江電力 が今年1-3月(第1四半期)は減益となる公算があると発表したほか、原油 相場が過去最高値を更新したことが嫌気された。

世界最大の水力発電事業、三峡ダムプロジェクトを手掛ける中国長江電力 は10カ月ぶりの大幅下落。コスト上昇で、第1四半期の利益が前年同期から減 少するとの見通し発表が響いた。燃料費が増大するとの見方から、中国国際航 空を中心に、航空株も安い。

SYWG・BNPパリバ・アセット・マネジメントの調査責任者、ル・シ ャオフォン氏(上海在勤)は「企業のコスト転嫁能力が限られる可能性が大き いなかで、コスト上昇が企業の収益性に影響し始めている」との見方を示した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比83.47 ポイント(2.3%)安の3499.83。このままいけば終値は2007年4月27日以 来の安値となりそうだ。10業種のうち電力株指数の下げが最大だった。

中国長江電力(600900 CH)は1.24元(9.2%)安の12.30元。中国 最大の航空会社、中国国際航空(601111 CH)は1.06元(6.9%)安の14.41 元。

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