良品計画株が急反発、厳しい環境下で海外伸び2けた増益-予想上回る

「無印良品」ブランドの製造・販売を手が ける良品計画が大幅反発。アジアを中心に海外で販売が好調だったほか、国内で の調達構造の見直しによるコスト削減が寄与し、前期(2008年2月期)の連結 営業利益は会社予想、市場予想を上回った。今期もさらに利益を伸ばす計画を示 したため、買いが優勢となった。午後零時47分現在の株価は前日比320円 (5%)高の6710円。

前期の連結営業利益は前の期比12%増の186億円で、従来の会社計画を5 億円超過。ブルームバーク・データに登録された12人の担当アナリストの予想 平均180億5300万円も上回った。純利益は同15%増の107億円と、初めて100 億円の大台を超えた。

JPモルガン証券の広田千晶アナリストは前期業績について、「想定以上の 厳しい経済環境の中で、2けた増益を達成したことは評価に値する」と16日付 の投資家向けリポートで指摘した。

特に好調だったのは海外事業。セグメント別の営業利益は、欧州で前の期比

3.6倍の6億円など大きく伸び、連結営業利益に占める海外貢献度は前の期の

1.9%から5.2%へと急上昇した。国内での値引き販売の抑制なども引き続き寄 与し、今期の営業利益は前期比6.6%増の198億円と、4期連続で過去最高を更 新する見通しだ。

直近高値を抜く

前期業績の未達懸念などを背景に、同社の株価は2月上旬から下落傾向とな り、3月17日には昨年来安値(4440円)を更新した。その後株価は持ち直し、 この日は一時7%高の6840円と、2月7日に付けた下落前の直近高値(6800 円)を上抜いた。

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