米ワシントンM:取締役辞任、経営陣の賞与削減へ-貸し倒れ増を予想

米S&L(貯蓄・貸付組合)最大手のワシン トン・ミューチュアルは15日、2008年1-3月(第1四半期)決算が2四半期 連続の赤字となったことを受け、取締役1人が辞任することを明らかにした。

また同社は、向こう3-4年間の住宅ローンの貸し倒れが120億-190億ド ル(約1兆2200億円-1兆9300億円)となると予想するとともに、業績を反映 するように経営陣のボーナスを削減する方針を示した。

同社の発表資料によれば、純損益は11億4000万ドル(1株当たり1.40ド ル)の赤字となった。前年同期は7億8400万ドル(同0.86ドル)の黒字だった。

ケリー・キリンジャー最高経営責任者(CEO)は先週、TPG率いる企業 連合から70億ドルの増資を受け入れることで支払い能力への懸念を緩和しよう としたものの、株主は既存株の価値希薄化に不満を募らせている。こうした圧力 を背景に、取締役会の財務委員会の責任者だったメアリー・ピュー氏がこの日、 辞任した。

米株式市場でワシントン・ミューチュアルの株価終値は、31セント (3%)高の10.66ドル。決算は通常取引終了後に発表された。

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