ドト日レ株が急反落、今期増益率が市場予想下回る-コーヒー豆高騰

コーヒーショップを展開するドトール・日 レスホールディングスの株価が急反落。一時、前日比144円(7.0%)安の1911 円まで下げ、2月26日(7.4%)以来の下落率を示した。会社側はコーヒー豆 や小麦などの原材料費が上昇するとみて、2009年2月期の営業増益率を11%と 見込んだ。アナリストの予想平均は16%だったため、売りが優勢となった。

午前9時45分現在の株価は、同5.8%安の1936円で、東証1部下落率ラン キングで4位。朝方に成り行きの売り注文が相次ぎ、下落率が高くなった。出 来高は前日比77%減の8万5900株と薄商い。

ドト日レが示した09年2月期の収益計画は、連結売上高が前期比6.4%増 の1078億円、営業利益が同11%増の111億円で、アナリスト3人による事前予 想(売上高1094億円、営業利益116億円)をそれぞれ下回った。

三菱UFJ証券の新井勝巳シニアアナリストは16日付の投資家向けリポー トで、会社計画が市場コンセンサスを下回った理由について、「3月5日から 値上げを行っているドトール社の既存店売上高が前期比3%増と、三菱U証の 同6%増を下回っていることが主因」と分析し、会社計画は保守的としている。

同氏はまた、コーヒー豆の調達について「12カ月分すべては調達していな いもようだが、現状の市況と為替レートが確保できれば、調達コストは計画に 比べ削減できる可能性もある」と指摘、今期売上高を1105億円、営業利益を117 億円と予想し、投資判断「2(買い)」を継続した。

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