日立ソフト株が大幅反発、前期営業益は最高に-金融向けシステム好調

日立製作所系列で、ソフトウエアや情報処 理システムの開発を手掛ける日立ソフトウェアエンジニアリングの株価が買い気 配で始まり、寄り付き後は250円(11%)高の2595円まで上昇している。3営 業日ぶりの大幅反発で、約1カ月半ぶりの高値水準を回復。金融機関や製造業向 けのシステム開発を中心に、売上高の約8割を占めるソフトウエア・サービス事 業が好調だったほか、原価低減や生産性向上も寄与し、前期(2008年3月期) の連結営業利益は過去最高となったもよう。足元の良好な収益状況を評価した買 いが先行した。

日立ソフトは、15日の取引終了後に08年3月期の業績予想を上方修正し、 連結営業利益は前の期比59%増の143億円となったもよう。従来予想(123億 円)から20億円上方修正した。金融業向け基幹システムが伸びたほか、製造業 向け在庫・流通管理システムなども計画を上回った。また、プロジェクトマネジ メントを強化し、原価低減や生産性の向上を徹底したことで、売上高総利益率が 高まったことも寄与した。

同社広報IR部の河内延泰部長は、「カーナビゲーションやストレージ向け 組み込みソフト開発の受注増加も収益を押し上げた要因」と話した。原価低減に ついては「中国やベトナムへの外注を増やし、人件費を削減したことも大きい」 (同氏)という。

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