モルガンSのローチ氏:信用収縮の影響、最悪期はまだこれから-FT

米証券大手モルガン・スタンレーのアジア 部門会長、スティーブン・ローチ氏は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT) に寄稿し、信用収縮が世界の景気と株価に与える影響の最悪期はまだこれから だとの見方を示した。同氏の論評は15日、FT紙のウェブサイトに掲載された。

ローチ氏は、「実体経済にも株式市場にも政治動向にも、もう安全だとい う兆候は何もない」として、「米国がリセッション(景気後退)入りするに伴 い、その影響は強まりながら波状的に及んでくるだろう。そして、危機の後遺 症が向こう何年間もの世界の状況を決めるだろう」と解説した。

ローチ氏はこの中で、個人消費鈍化が米景気を減速させる、アジア経済が 米減速の悪影響を受ける、銀行がデフォルト(債務不履行)増に直面する、世 界の成長減速が商品バブルを破裂させる、政治的反動が規制強化につながる、 の5つのシナリオを挙げた。

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