【注目株】半導体関連、ビクター、三洋電、三井金、良品計、鹿島(2

16日の材料銘柄は以下の通り。

半導体関連株:半導体最大手、米インテルは15日、2008年4-6月(第 2四半期)の売上高が90億-96億ドルになる見通しだと発表した。アナリス ト予想の平均は92億5000万ドルだったため、同社株は時間外取引で上昇した。 日本の半導体製造装置メーカーや半導体パッケージメーカーに好影響が及ぶ可 能性がある。

日本ビクター(6792):2008年3月期の連結純損失は478億円になったも よう。従来予想は325億円だったが、業績回復が遅れているディスプレー関連 事業などの減損損失を追加計上し、損失が拡大した。急速な円高で為替差損も 発生した。一方、16日付の日本経済新聞朝刊は、同社が今夏をめどに国内テ レビ事業から撤退すると報道した。

三洋電機(6764):16日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の08年3月 期連結営業利益は前の期比19%増の590億円程度になったもようで、従来予 想(550億円)を40億円程度上回る。充電池や太陽電池が伸びたほか、OE M(相手先ブランドによる生産)中心のデジタルカメラなども好調で、白物家 電を含めたコンシューマー部門は営業黒字に転換したもよう、という。

ケンウッド(6765):カーエレクトロニクス事業のOEM(相手先ブラン ドによる生産)分野が期初計画を大きく下回ったうえ、円高・ドル安が響き、 08年3月期の連結営業利益は前の期比12%増の63億円にとどまったようだ。 従来予想は83億円、アナリストらの予想平均は68億円だった。

三井金属(5706):液晶駆動半導体用フィルムなどの電子材料の価格急落 で減価償却費負担が増えたとして、2008年3月期決算で177億円の特別損失 を計上する。連結純利益は前の期比78%減の70億円になったもようで、従来 予想の260億円から73%下ぶれた。1株利益(EPS)は12円22銭に低下 し、アナリスト11人の予想平均46円81銭を74%下回る。

良品計画(7453):海外出店を積極化、2009年2月期は、国内の既存店売 上高を前期比1%増、粗利益率を同0.5ポイント向上の44.3%と見込み、連 結営業利益予想を前期比6.6%増の198億円と設定した。アナリスト12人の 同予想値の平均は197億円だったため、市場コンセンサスに沿った内容。年間 配当は前期比3円増の100円とする予定。

日立ソフトウェアエンジニアリング(9694):金融機関や製造業向けのシス テム開発が好調に推移、08年3月期の連結営業利益は前の期比59%増の143 億円になったもよう。事前の会社計画(123億円)を16%上回る。EPSは 65円30銭となる見込みで、アナリスト12人の予想平均(50円85銭)を 28%上回る。

鹿島(1812):08年3月期の連結純利益は前の期比1.4%増の420億円にな ったもよう。持ち分法適用会社の業績向上に加え、法人税等が減少したことな どが奏功し、従来予想から60億円上ぶれる。

オンリー(3376):丸井グループ(8252)を対象に7億7220万円(1株 あたり5万9400円)の第三者割当増資を実施する。丸井の出資比率は21.8% となる見込みで、同社は丸井の持ち分法適用会社となる。

ベリテ(9904):世界のダイヤモンドビジネス最大手デビアスの販売会社の 1つであるディジコ・ホールディングス(香港の持ち株会社)が株式公開買い 付け(TOB)で買収する。TOB価格は過去1カ月間の終値に29%のプレ ミアムを乗せた1株220円で、買収総額は約31億円。ベリテの取締会も同T OBに賛同している。

GCAサヴィアングループ(2174):米銀大手シティグループによる日興コ ーディアルグループの三角株式交換など大型案件があったほか、メザニン事業 も48%増収と伸び、08年2月期の連結純利益は前期比17%増の17億円だっ た。

ドトール・日レスホールディングス(3087):原材料価格の高騰や人件費の 上昇など厳しい事業環境は続くが、向こう3年間は出店などで増収増益を継続 する構え。中期経営計画の最終年度に相当する2011年2月期の連結営業利益 を134億円にする目標で、前期実績から34%積み増す。08年2月期の連結営 業利益は100億円で、事前の会社計画を7%下回った。

吉野家ホールディングス(9861):牛丼の24時間販売が通年で寄与する とみて、09年2月期の連結営業利益予想を前期比14%増の71億円とした。既 存店売上高は同2%増と計画し、売上高は同12%増の1745億円を見込む。

田中精密工業(7218):主力の4輪エンジン部品、ロッカーアームの出荷 が遅れたほか、想定外の円高・ドル安で米国子会社の収益が目減りしたとして、 08年3月期の連結純利益が従来予想12億円に対して9億8000万円にとどま ったもようと発表した。

アーム電子(6671):難度が高く、納期も短い製品群の歩留まりが改善で きず、原材料高を製品価格に転嫁できなかったとして、08年5月期の連結営 業損益予想を1億5800万円の黒字から1億9400万円の赤字に引き下げた。10 円と予定していた年間配当もゼロに改定。

黒崎播磨(5352):ブラジルの耐火れんが最大手「マグネジッタ社」(ミナ スジェライス州)が実施する45億円規模の第三者割当増資を引き受ける。親 会社の新日本製鉄(5401)が、ブラジルのグループ会社ウジミナスと共に高炉を 新設することを受けたもので、必要な耐火れんがの確保が目的。出資比率は 3%となる見通し。

新日本石油(5001):15日午後3時すぎ、同社の室蘭製油所(北海道室蘭 市、処理能力日量18万バレル)で火災が発生した。検査中だった重油タンク から出火した。製油所の広報担当者によると、火災による精製装置への影響は なく、室蘭製油所は通常通り稼働しているという。

中堅医薬品メーカー:製薬世界4位の仏サノフィ・アベンティスのジェラ ール・ルフュール最高経営責任者が来日、改めて、日本の中堅企業のM&A (企業の合併・買収)も視野に入れていることを表明した。16日付の日本経 済新聞朝刊が伝えた。

小糸製作所(7276):16日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の08年3 月期の連結営業利益は前の期比34%増の285億円強となったもようで、従来 予想を25億円強上回る。主力の自動車照明が国内やアジア向けに好調で、2 期ぶりに過去最高益を更新するという。

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