中国株(午前):CSI300指数、1年ぶり安値-不動産と鉄鋼株安い

15日午前の中国株式市場で、CSI300指 数は1年ぶりの安値に下落。不動産会社の招商局地産や中国2位の製鉄会社、 鞍鋼(アンガン・スチール)の決算発表を受け、不動産と鉄鋼株が安い。

招商局地産は、2008年1-3月(第1四半期)が42%減益だったことか ら下落。鞍鋼は、アナリスト予想を下回る決算内容が嫌気され、1カ月ぶりの 安値に落ち込んだ。16日発表の第1四半期の中国国内総生産(GDP)の伸び 率がここ1年余りで最低との観測も売り材料となった。

マーティン・カリー・インベストメント・マネジメントで30億ドル相当 の資産運用に携わるフ・シアオドン氏(上海在勤)は、「中国経済と企業収益が ともに鈍化するとの双子の懸念が株式相場への重しだ」と指摘。「引き続き不透 明感が強く、相場反発を引き起こすようなきっかけがない」と述べた。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比63.16 ポイント(1.8%)安の3473.17。このままいけば終値は07年4月27日以来 の安値となりそうだ。10業種すべてが下落している。

招商局地産(200024 CH)は3.78元(9.8%)安の34.91元。鞍鋼(000898 CH)は1.39元(7.2%)安の17.94元。

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