富士ビジ株が大幅続落、地方や官公庁受注振るわず一転減収減益に

富士通系のSI(システム・インテグレー ター)である富士通ビジネスシステムの株価が大幅続落。地方企業や官公庁から の受注が振るわず、前期(2008年3月期)の連結業績は一転して減収減益見通 しとなった。収益環境の厳しさを嫌気した売りが膨らみ、一時は前日比84円 (7.3%)安の1069円まで下げ、約3週間ぶりに25日移動平均線(1137円)を 明確に下回ってきた。

富士ビジは14日の取引終了後に前期の連結業績予想を下方修正した。売上 高は前の期比6.2%減の1488億円(従来予想は0.8%増の1600億円)、営業利 益は同11%減の36億5000万円(同13%増の46億円)、純利益は同0.9%減の 18億5000万円(同7.1%増の20億円)となったもよう。地方の中小企業からの 受注が伸び悩んだうえ、自治体を中心に官公庁からの受注について予定していた 大口商談の延期や中止があったことも響いた。

同社広報・IR部の馬場正規部長によると、コンサルティング型提案スタイ ルのソリューションビジネスを推し進めたことで、「ソフトウエアサービスを中 心に採算が向上し、売上総利益率は前の期と比べ約1ポイント改善した」という。 販売管理費も削減したが、「売上高減少の影響をカバーするには至らなかった」 (同部長)。

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