豪中銀議事録:12年ぶり高水準の政策金利が家計・企業部門を抑制

オーストラリア準備銀行(RBA)は15 日公表した今月1日の政策決定会合の議事録で、12年ぶりの高水準となってい る政策金利が家計部門や企業を「大幅に抑制する影響」を及ぼしているとの見 解を明らかにした。

議事録は借り入れコスト増加に加え、よりリスクの高い借り手に対する融 資基準の厳格化が、「インフレ圧力の緩和に必要とされる需要の伸び鈍化を促 進」していると指摘。世界の経済成長減速や豪州での「金融市場の一段の逼迫 (ひっぱく)」も「景気拡大の力を弱めた」公算が大きいとの認識を示した。

RBAは1日の会合で、一部の中央銀行に利下げを余儀なくさせた世界的 な信用収縮の影響を見極めるため、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ レートを3カ月ぶりに据え置いた。3月には、1991年以来の高水準となったイ ンフレ抑制を目指し、過去7カ月で4回目の利上げを実施し、政策金利を

7.25%としていた。

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