経財相:米経済は「後退懸念が強まっている」-消費と雇用が悪化(2)

大田弘子経済財政政策担当相は15日午前 の閣議後会見で、米国経済について「これまで景気減速感が強まっていると申 し上げてきたが、景気後退懸念が強まっている」と判断を厳しくした上で、「米 国の消費と雇用の低下が顕著になっている」との認識を示した。

経財相は「もちろん後退を確認するデータは出てきていないが、あくまで も先行きのリスクだ」と指摘し、「これがどれくらい続くかによって、日本経 済への影響が異なってくる。心配しながらみている」と警戒感を示した。

さらに同相は、米経済の減速の長さ次第で「アジアへの影響も異なる」と 指摘。中国や新興国の経済自体は堅調さを保っているものの、「既に中国、台 湾、韓国から米国向けの輸出の伸びが鈍化しているので、影響は出始めている」 と語った。また、日本の対米輸出については「ならしてみると横ばいで、決し て良い状況ではないので、アメリカ経済減速の影響がじわじわ出ている段階だ と考えている」との認識を示した。

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