香港株(午前):反落、G7声明を嫌気-Coscoパシフィック安い

午前の香港株式相場は反落。指標のハンセ ン指数は3週間ぶりの大幅安。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の声 明で、世界経済の見通し悪化が示されたことが嫌気された。

アジア3位のコンテナターミナル運営会社、Coscoパシフィック(中 遠太平洋、1199 HK)は、このまま引ければ3週間ぶりの安値となる。景気鈍化 による貿易縮小に伴い利益が悪化すると懸念された。中国建設省傘下の不動産 会社、中国海外発展(688 HK)も売られ、1カ月ぶりの大幅安。中国人民銀行 の周小川総裁が貸出金利と預金金利には引き上げ余地があると述べたのを受け た。

ハンセン指数は前週末比813.13ポイント(3.3%)安の23854.66と、3月 20日以来の大幅下落で午前の取引を終了した。ハンセン中国企業株(H株)指 数も同4.3%安の12789.96と、3月20日以来の大幅な下げ。

11日の米国株相場は3週間ぶりの大幅下落だった。複合大手の米ゼネラ ル・エレクトリック(GE)が発表した1-3月期決算が、金融部門の損失な どで12%減益となったことなどが響いた。

SGセキュリティーズ香港のセールストレーダー、アンドルー・クラーク 氏は「アジア市場は急激な相場下落となっている」と指摘。香港株について「先 週、米国を無視する動きになっていたため、大幅な下落を避けられなかった。 米国はすでにリセッション(景気後退)入りした」と語った。

アルミニウム生産で中国最大手、中国アルミ(チャルコ、2600 HK)が大幅 安。同社は、傘下の山東アルミニウムが不正会計に関与し、投資家を欺いたと する報道を否定した。

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