3月の米小売売上高は横ばいか、ガソリン高と雇用減が打撃-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関64社を対象に実施した調査の予想中央値によると、米商務省が14日に発 表する3月の米小売売上高は、前月比で横ばいとなったもよう。2月は同

0.6%減だった。ガソリン価格の上昇や雇用削減で、米消費者は財布のひもを 引き締めている。

消費者が1ガロン=3ドル超のガソリン価格と雇用への不安、持ち家の価 値下落に見舞われるなか、米経済の3分の2以上を占める消費は鈍化しつつあ る。投資家の間では、消費者心理などを支えるために米金融当局の利下げが今 後も必要になるとの見方が多い。

モルガン・スタンレーのグローバル経済担当共同責任者、リチャード・バ ーナー氏は「消費者への逆風が強まっていることに間違いはない」と指摘。 「消費減少を辛うじて免れるような状態だ」と述べた。

小売売上高は、米商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に発 表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは前月比0.6%減から同0.6%増 まで。

自動車を除く小売売上高は、燃料コスト高騰でガソリンスタンドが恩恵を 受けたとみられ、前月比0.1%増(60社の中央値)の見込みだ。2月は同

0.2%減だった。小売売上高はインフレ調整が行われないため、物価が上昇す ると強めの数字が出やすい。

米商務省が午前10時に発表する2月の企業在庫は、前月比0.6%増(47 社の中央値)となりそうだ。1月は同0.8%増だった。需要鈍化を背景に、在 庫が増加したもようだ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE