ルクオイル:露北極地域の原油埋蔵量、米国の消費量9年分に相当か

ロシア最大の民間石油会社、ルクオイル は10日、同国の北極地域の原油・天然ガスの埋蔵量が最大1000億バレルに上 る可能性があることを明らかにした。この量は、米国の燃料消費量のほぼ9年 分に相当する。

ルクオイルのレオニード・フェドゥン副最高経営責任者(CEO)は同日、 ロンドンでブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューに応じ、「わが社 の推計では、ロシアの北極地域には膨大な量が埋蔵されている。炭化水素の埋 蔵量は約1000億バレルに上る可能性があるとみている」と述べた。

シベリア西部にある油田が老朽化するなか、ロシアは遠隔地や北極海域で の探査に重点を移している。ロシアはサウジアラビアに次ぐ世界2位の原油供 給国。地球温暖化によって北極海から北米への船舶の運航シーズンが長期化し、 ルクオイルなどロシアの石油会社にとって有利となっている。

フェドゥン副CEOは「地球温暖化にはプラスの側面もある」と指摘。気 候変動により北極海沖の油田開発が容易になりつつあり、欧州や米国に至る新 航路の開通につながっているとの見方を示した。

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