米GE株が約20年ぶり大幅下落、決算など嫌気-時価総額470億ドル失う

11日の米株式市場で、米複合大手のゼネラ ル・エレクトリック(GE)の株価が1987年以来で最大の下落を演じた。同社 がこの日発表した08年1-3月(第1四半期)決算が予想外の減益となり、ジ ェフリー・イメルト最高経営責任者(CEO)が通期の業績見通しを引き下げ たことが嫌気された。同CEOは1カ月前には、業績達成に自信を示していた。

ニューヨーク株式市場でGEの株価は、前日比4.70ドル(12.8%)安の

32.05ドルで終了。時価総額が約470億ドル(約4兆7700億円)失われたこと になる。イメルトCEOは11日、通期の1株利益見通し(従来2.42ドル)を 下方修正した。同CEOはこの見通しについて昨年12月と今年3月、「確実に」 達成できるとの見解を表明していた。

これを受けて、ゴールドマン・サックス・グループ、クレディ・スイス・ グループ、ドイツ銀行、シティグループのアナリストは、GE株の投資判断を 引き下げた。ゴールドマンのディーン・ドレイ氏は調査リポートで「決算内容 と見通し下方修正で、GEの信頼性に対する懸念が浮上した」と指摘した。

イメルトCEOは同日の電話会議で、同CEOの戦略や業績予想の能力、 安全な投資先としての評判に関してアナリストや投資家から質問を浴びた。ス ターン・アギー・アンド・リーチのアナリスト、ニコラス・ハイマン氏は「G Eの経営陣にはかつてないほどの圧力がかかっている」と語った。イメルトC EOは「われわれの戦略とファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は引き続き力 強いものだと確信している」と述べている。

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