米GEの投資判断引き下げ、減益で「信頼性懸念」-複数の金融機関

ゴールドマン・サックス・グループ とシティグループは11日、米複合大手ゼネラル・エレクトリック(G E)の2008年1-3月(第1四半期)決算が2003年以来初の減益とな ったことで「信頼性への懸念」が浮上したとして、GEの株式投資判断 を引き下げた。

GE株価のニューヨーク時間終値は前日比4.70ドル(12.79%)安 の32.05ドル。1-3月期決算が前年同期比12%減益となったことに加 え、通期利益見通しの下方修正が嫌気された。ジェフ・イメルト最高経 営責任者(CEO)は3月13日に投資家に対し、今年の1株当たり利益 見通しを下方修正する理由はないと述べていた。クレディスイス・グル ープとドイツ銀もGEの株式投資判断を引き下げた。

ゴールドマンのドレイ氏は調査リポートで、「イメルトCEOが自 信を表明していたことを考慮すると、1-3月期の利益が予想を下回っ たことと通期利益見通しの下方修正は信頼性への懸念を生じさせるもの だ」と指摘した。さらに、「3月の後半に業績が著しく悪化したという ことであれば、なおさら不安材料だ」と付け加えた。

ドレイ氏は「GEのポートフォリオ全般にわたり失望を誘う内容だ った。産業ならびに金融事業の両方とも予想を大幅に下回った」と指摘 した。同氏はゴールドマンの「米国買い推奨リスト」からGE株を除外 するとともに、利益見通しの下方修正で「投資家の信頼感が揺らぎ」、 GE株価は「当面、良くてもレンジ取引にとどまろう」と付け加えた。

シティグループのアナリスト、ジェフリー・スプラーグ氏はGEの 株式投資判断を「買い」から「ホールド」に引き下げるとともに、2010 年までの利益見通しを下方修正した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE