韓国のポスコ:1-3月は5%増益-通期の売上高予想を引き上げ

アジア3位の製鉄会社、韓国のポスコが11 日発表した2008年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比5%増益とな った。製品値上げが奏功し、利益は市場予想を上回った。同社は08年通期の 売上高見通しを17%引き上げた。

当局への届け出によると、純利益は1兆300億ウォンとなり、前年同期の 9820億ウォンから増加。ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト15 人の予想中央値では、純利益は9576億ウォンに減少すると見込まれていた。

ポスコは2月に鉄鋼価格を引き上げた後、4月10日にも原材料費上昇が 利益を圧迫する恐れがあるとして、値上げを実施した。08年の売上高について は、自動車や船体用鋼板の需要が増加したため、28兆ウォンに上方修正した。

11日のソウル市場で、ポスコ株は前日比1500ウォン(0.3%)高の 489500ウォンで取引を終えた。

1-3月期の売上高は6兆700億ウォンと、前年同期の5兆7000億ウォ ンから増加。同社はこれまで、08年売上高を23兆9000億ウォンと予想してい た。昨年通期は22兆2000億ウォンだった。

ポスコは公表資料で「鉄鋼需要が回復するなか、自動車用鉄鋼など付加価 値のある製品の売り上げを伸ばした結果、利益が増加した」と説明。「ステン レス鋼事業も3月に黒字」になり、利益を支えたとの見解を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE