米GEの1-3月:12%減益、予想下回る-通期見通し下方修正(2)

複合大手の米ゼネラル・エレクトリック (GE)が11日発表した2008年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比 12%減益となり、アナリスト予想を下回った。資産売却が完了しなかったこと や世界の資本市場混乱で金融部門の損失が膨らんだことが響いた。同社は通期 の業績見通しを下方修正した。

第1四半期の継続事業ベースの利益は43億6000万ドル(1株当たり44 セント)と、前年同期の49億3000万ドル(同48セント)から減少した。アナ リストは平均で1株利益51セントを予想していた。売上高は前年同期比8%増 の422億ドルとなった。

GEの商業用・消費者金融部門の業績は自社見通しを下回った。計画して いた資産売却が完了しなかったことや、保有資産の時価評価による損失が膨 らんだことが響いた。これにより、第1四半期1株利益は5セント押し下げら れた。同社はまた、通期の1株利益見通しを2.20-2.30ドルと、従来の最低

2.42ドルから下方修正した。

ジェフ・イメルト最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「第1四半期が 厳しいことは認識していたが、3月の資本市場の異常な動きが当社の資産売却 完了を困難にし、評価損や資産価値目減りの拡大につながった」と説明した。

11日の米市場の開場前取引で、GE株は一時11%安となった。ニューヨー ク10日の終値は36.75ドル。

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