インドの2月鉱工業生産指数:前年比8.6%上昇-4カ月ぶり高い伸び

インド中央統計機構が11日発表した2月の 鉱工業生産指数は前年同月比8.6%上昇と、4カ月ぶりの高い伸びを示した。発 電所や工場への設備投資が過去最大となり、電力やセメントの需要を押し上げた。

1月は5.8%上昇(改定)だった。エコノミストは2月の伸びを7.5%と見 込んでいた。

資産家のアニル・アンバニ会長率いるリライアンス・パワーは、国内に13 の発電所を建設するため、向こう5年間で280億ドル(約2兆8400億円)を投 じる。ただ、2002年以降で最も高い水準にある政策金利の影響で個人消費が落 ち込むなか、鉱工業生産指数の伸びは今後数カ月間で鈍化する可能性がある。

ビデオコン・グループのV・N・デュート会長は、「政策金利とインフレ率 上昇の影響で、消費財の売り上げが鈍化している」と指摘するとともに、「金利 上昇で、消費者は月ごとの支払いが困難になっている」と述べた。

2月の鉱工業生産は業界別では、全体の約80%を占める製造業が8.6%増、 鉱業は7.5%増、電力は9.8%増だった。

インド準備銀行のレディ総裁は、04年10月以降政策金利を9回引き上げた ほか、06年12月以降で預金準備率を5回上げている。また、3月29日までの 1週間のインフレ率は7.41%と、ここ3年余りで最高となった。

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