髙島屋:今期純利益は26%増の235億円見通し-前期は26%減(4)

高島屋は11日、今期(2009年2月期)の純 利益は前期比26%増の235億円になる見通しと発表した。前期に計上した特別損 失がなくなるほか、新宿店の地下鉄副都心線の開業による集客効果や食料品特化 業態の出店などが増収増益につながる。

営業収益(売上高)が前期比2.2%増の1兆655億円、営業利益は同6.1%増 の400億円、経常利益は同1.0%増の425億円をそれぞれ見込む。

地下鉄副都心線の開業効果のほか、3月に食品分野を充実させたデパ地下特 化業態の2号店「タカシマヤ フードメゾン新横浜店」をJR新横浜駅ビルに出店、 さらに今秋に「柏高島屋ステーションモール」新館の開業も予定。さらに、海外 店のタカシマヤ・シンガポールや不動産業の東神開発などの子会社も好調なこと から、増収増益を見込む。

会見に出席した鈴木弘治社長は、営業費削減が予定通り進んでおり、今期は 28億円を計画していることを明らかにした。

前期決算

同時に発表した前期(2008年2月期)の連結純利益は、前の期と比べ26%減 の187億円だった。未使用商品券の回収損引当金の計上により特別損失が膨らん だことなどが響いた。

営業収益は同0.6%減の1兆427億円、営業利益は同11%増の377億円、経 常利益は同6.4%増の421億円だった。営業、経常利益ともに5期連続の増益とな った。金融事業の営業利益は前の期に比べ半減したが、主要部門の百貨店事業で は、経費抑制などから利益が伸びたことが増益の要因だ。

前期の配当は期末5円を予定、年間では前の期より50銭増配の10円とする。 今期も年10円を見込んでいる。

髙島屋株の終値は前日比25円(2.2%)高の1180円。

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