タビオが決算発表後に急落、今利益は前期並みに-市場予想下回る(2

靴下などを手がけるタビオの株価が午後に 急落。同社は午後1時に今期(2009年2月期)業績予想を発表。大量出店に伴 う費用がかさみ、大幅増益だった前期から一転して前期並みの利益にとどまる見 通しを示した。アナリスト予想をも下回ったことから、失望売りが膨らんだ。

午後2時15分現在の株価は前日比106円(8.9%)安の1084円。午後1時 に下落に転じ、下げ幅を拡大した。出来高は5万2300株と、前日の2万5300株 をすでに大きく上回っている。

オーバーニー(ひざが隠れる長さの靴下)やカラータイツなどの需要が旺盛 で、前期の連結営業利益は前の期と比べて82%増の18億円となった。一方、今 期は前期比2.4%増の18億4900万円と、伸び率は大幅に低下する見通し。ブル ームバーク・データに登録された3人の担当アナリストの予想平均19億4000万 円も下回った。

同社のIR担当の樽昌彦氏は「ミニスカートやホットパンツなど露出の多い ファッションが流行したため、オーバーニーなどが活躍した。こうしたファッシ ョントレンドは変わらないだろう。ただ背伸びをして売り上げだけを取りに行く ことはしない」と話した。

同社は前期に、需要増を見込んで直営21店舗を大量に新規出店した。その 結果、人件費や家賃などのコストがかさみ、今期の利益を押し下げるという。夏 期は靴下などの需要増が落ちるため、中間期の営業利益は前年同期比8.8%減の 4億1500万円を見込む。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE