財務相:為替の過度な変動望ましくない、前回G7声明を踏襲へ(2)

7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7) 出席のためワシントン入りした額賀福志郎財務相は10日夜(米東部時間)、G 7で取り上げられるテーマについて、「当然、為替の問題についても話が出てく る」とした上で、「2月のG7で過度な変動は世界の経済成長に望ましくないと いうことを確認した。それを基調に意見交換をしていく」との認識を示した。

財務相はまた、「米国が急速に減速しているなかで世界経済は不安定さを増 している。金融市場の安定を取り戻すためにどういう手段があるのか、さらに 一層、率直に議論をしていく必要がある」と述べ、今回のG7会合で金融市場 の安定化について各国が情報を共有し、適切な政策対応を行う重要性をあらた めて強調した。

公的資金の注入については「米国、欧州、それぞれきちっと状況把握をし て、適切に措置を講じていくべきだ。最初から公的資金ありきという展開では ない」と述べるにとどめた。

一方で、米国が米大手証券ベアー・スターンズの個別支援など踏み込んだ 対応策に乗り出したことを受け、「震源地である米国が事実上の公的機関の介入 を示唆する思い切った措置をとり、ある意味では小康状態にある。それぞれの 国が金融市場、経済政策、状況にあった適切な措置をきちっととっていくこと が大切だ」とも述べた。

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