ダーリング英財務相:IMFに市場監視機能の強化呼び掛けへ-講演

ダーリング英財務相は11日にワシントンで 講演し、国際通貨基金(IMF)が世界の金融市場に対する監督により大きな 役割を担うよう促す。IMFは1年前、米サブプライムローン(信用力の低い 個人向け住宅融資)問題が金融機関の大規模な評価損計上につながるとは予想 していなかった。

同相は、IMFがその軸足を国別の市場の監視から、市場リスクの把握と 金融システムの統合に移すよう求め、IMFが銀行監督当局と協力し、金融危 機の「早期警戒システム」を確立するよう呼び掛ける。

ダーリング財務相は事前に配布された講演テキストで、「IMFは金融セク ターの問題に加え、金融セクターの状況と実体経済の関連に対する監視強化に 焦点を絞る必要がある」としている。

IMFの金融・資本市場部門責任者、ハイメ・カルアナ氏は今週、市場に ついてここ1年間で「誰もが多くを学んだ」と述べている。

ワシントンでは11日の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)をはじめ、 週末に一連の会合が開催され、昨年8月に始まった世界的な信用収縮が再び繰 り返されることのないよう、対応策などが話し合われる見込み。

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