人民元:2カ月ぶり大幅安-中国政府が投機抑制に動くとの観測

中国の外国為替取引では、人民元がドルに 対し2005年のペッグ(連動)制廃止後の最高値圏から反落し、2カ月ぶりの大 幅安となった。元が10日に1ドル=6元台に突入したことを受けて、政府が元 上昇を見込んだ投機的な動きを抑制するとの見方が広がった。

中国人民銀行は11日、3月末時点の外貨準備高が1兆6800億ドルに急増し、 過去最大となったと発表した。昨年12月末からは1539億ドル増加した。2007 年10-12月期は946億ドルの増加だった。

招商銀行の為替アナリスト、劉東亮氏(深セン在勤)は「政府は人民元の一 方的な上昇を見込んだ投機資本の動きを抑制すると考えられ、市場の不透明性が 高まる可能性がある」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後 5時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.21%安の1ドル=7.0065元。前日 は6.9916元だった。

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