クレディ・スイス:証券部門の世界責任者ライアン氏が退職へ-社内文書

スイス2位の銀行、クレディ・スイス・ グループは10日、証券部門の世界責任者、マイケル・ライアン氏(40)が退 職することを明らかにした。ゴールドマン・サックス・グループから同氏を迎 えてから約1年での退任となる。

ライアン氏の離任は、ポール・カレロ投資銀行部門最高経営責任者(CE O)による社内文書で従業員に通知された。理由は明示されていない。ガエ ル・ドボワサール氏、トニー・エインガー氏、スティーブ・カンター氏、ジョ ナサン・マクハーティ氏ら幹部4人が、ライアン氏が統括していたセールスお よびトレーディングを担う証券部門の運営を引き継ぐ。

カレロCEOは同文書でライアン氏について「ここ数カ月の非常に困難な 市場環境に献身的に取り組んできた」と評価。「今後の健闘を祈る」とした。

クレディ・スイスは3月に、従業員による保有証券の価格評価ミスの影響 で、1-3月(第1四半期)の損益が赤字になる可能性があるとの見通しを示 した。同行は、2月に初めて発表された評価ミスは「少数の」トレーダーが意 図的に行ったものであることが内部調査で分かったとし、関与したトレーダー をその後解雇または停職とした。

ライアン氏は、昨年クレディ・スイスに入行する前は、ゴールドマンに18 年間勤め、パートナーおよびマネジングディレクターとなっていた。同氏にコ メントを求めて電話したが、返答は得られていない。

カレロ氏の社内文書は、クレディ・スイス広報担当のビクトリア・ハーモ ン氏によって確認された。

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