政府:国際金融拠点機能強化で東京・有楽町駅周辺など2地域選定(2)

政府は11日開いた地域活性化統合本部会合 で、国際金融拠点機能の強化を先行させる地域として、「東京駅・有楽町駅周辺 地域」「環状2号線新橋周辺・赤坂・六本木地域」の2地域を決定した。国際金 融センターとしての都市機能を強化することで、金融取引の活発化などにつなげ るのが狙い。

指定地域では建築基準の緩和や割増償却などの優遇税制により、良質なオフ ィスの供給を促進する。また、経営トップ層に限って許可していたベビーシッタ ーの入国を、入国審査を弾力的に実施して金融関連機関に勤務する外国人につい ても認める。そのほか、外国語によるサービスが受けられる医療機関や、学校跡 地の利用や既存学校との共用によるインターナショナルスクールの整備なども進 めるという。

東京はアジアでの国際金融センターの座をめぐって香港、上海、シンガポール などと競争しており、ニューヨーク、ロンドンなどのように付加価値の高い金融 関連サービス業が経済の中核産業になっている都市への脱皮を目指す。

東京駅・有楽町駅周辺地域は320ヘクタールで、三井不動産が大型再開発に 着手している日本橋や三菱地所が再開発を進める丸の内が含まれている。環状2 号線新橋周辺・赤坂・六本木地域は590ヘクタールで、地域内には大型ビル開発 に注力している森ビルの「六本木ヒルズ」などが立地している。

政府は6月までに、関係地方公共団体、関係省庁、関係団体などから成る 「国際金融拠点フォーラム」を発足させ、国際金融拠点機能強化に向けた取り組 みの進ちょく状況をフォローアップする方針だ。

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