NY金:反落、対ユーロでのドルの戻りを嫌気-終値931.80ドル

ニューヨーク金先物相場は反落。ドルが 対ユーロ過去最安値から上げに転じたため、金は売りが優勢になった。欧州の 景気が低迷し、欧州中央銀行(ECB)が利下げを実施するとの思惑がユーロ 売りにつながった。

ユーロは対ドルで一時、0.7%安となった。ECBはこの日、政策金利を 4%で据え置き、ユーロ圏の経済成長が減速しているとの見方を示した。金が 3月17日に1オンス=1033.90ドルと過去最高値を付けた際、ユーロもその 時点での最高値を更新した。

ラサール・フューチャーズ・グループ(シカゴ)の金属トレーダー、マッ ト・ジーマン氏は「ECBが景気減速の圧力に押されて利下げを始めれば、ド ルには回復の余地が出てくるかもしれない。そうなれば、金は上値を追うのが 難しくなるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物6月限は 前日比5.70ドル(0.6%)安の1オンス=931.80ドルで取引を終えた。年 初からは11%高。

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