ポールソン米財務長官:経済は「著しく下降」、規制面での対応が必要

ポールソン米財務長官は10日、米 経済は「著しく下降した」と述べ、金融市場の危機再発の回避に向け規 制当局は体制を整える必要があるとの見解を示した。

同長官はワシントンでの講演で、「規制面での対応が必要だ。われ われは自らの過ちから学ばなくてはならない」と述べた。

サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンのデフォルトに 端を発する景気低迷が続く中、米高官らは深刻化に歯止めをかけようと 尽力している。

同長官はこの日の講演で、住宅が景気拡大に最大のリスクになって いるとの見方を繰り返し、銀行など金融機関は資本の強化が必要だと指 摘。一部の世帯が今年受ける税還付は経済に「大きな変化」をもたらす との見方を示した。

同長官はさらに、先月、米連邦準備制度理事会(FRB)がこれま で商業銀行向けだった公定歩合による資金貸し出しを投資銀行にも拡大 したことについて、「FRBが取った行動は極めて意義が深く、非常に 重要なことであり、財務省はこれを強く支持している」と賞賛した。

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